MT4のEAのストラテジーデータを利用した正しいバックテスト方法
今回はMT4のEAを、ストラテジーデータを用いて正しくバックテストを行う方法を解説します。バックテストはEAの能力を計るのに大切なデータのひとつです。
まずはじめに、MT4の設定を行います。
- MT4上部のメニューから「ツール」→「オプション」をクリック。
- 「エキスパートアドバイザ」タブを選択し、「自動売買を許可する」と「DDLの使用を許可する」にチェックを入れ「OK」をクリック。
- MT4上部の「自動売買」アイコンが緑の三角になっていることを確認する。
次にストラテジーデータを設定していきます。
- MT4上部のアイコンから「ストラテジーテスター」(新規注文アイコンの左)をクリック。
- 「セッティング」タブで詳細を入力していく。
- バックテストをするEA、通貨ペア、時間足、精度、スプレッドを選択。
- 任意の期間でバックテストを行いたい場合は「日付と時間を使用」にチェックを入れ、期間を選択する。
- 「エキスパート設定」からEAのプロパティを変更する。
- a. 証拠金を入力する。
- a. 通貨を選択。(日本円の場合はJPYと直接入力。)
- a. ロング・ショートを選択。
- a. 「パラメーターの入力」でパラメーターの変更も可能。
- a. 変更が終われば「OK」をクリック。
- 「スタート」をクリックするとバックテストが開始される。
手順③のバックテストの精度に関して、最も正確なバックテストを行いたい場合は「全ティック」を選択してください。ただしMT4のメモリの最高値は2Gですので、「全ティック」にして長期間のバックテストをすることはできません。2011年以降に設定してください。また全ティックの場合は、「コントロールポイント」や「始値のみ」を選択したときより時間がかかります。
バックテストの結果を保存したい場合は、バックテストのレポート上で右クリックし、「レポートの保存」を選択してください。
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